BsBsこうしょう

これは考えたことではなく思ったことです。

アイドルヒーローズジェネシスについての考察 作戦と戦略編

ミリシタ前イベント、アイドルヒーローズジェネシスお疲れ様でした。エイプリルフールからの見事なつなぎ、怒涛のスペシャルアピール演出、とどめのガシャ更新。その流れからマネタイズに至る戦略まであまりにも完璧だったために感動して思わずイベントを走らずにはいられませんでした。

その結果、全ソシャゲを通して初めてポイント報酬全回収&ポイントランキング10000位入賞に成功しました! もちろんもっとやれたという叱咤の声はあると思いますが、自分としては十分全力を出し切れました。

感想に変えて、このイベントおよびアイドルヒーローズというコンテンツのシナリオについて考察と設定補完をしていきたいと思います。

アイドルヒーローズジェネシスのあらすじ

アイドルヒーローズシリーズ第5作*1となった今回のイベントでは過去に事故で死亡したと思われていたヒーローズのエース(マイティセイラーズであったかは不明)香織とその妹紬をめぐる話と、両親を『黒髪』に殺された経歴を持つジュリアと『黒髪』の因縁、そして軌道兵器デストルジャベリンという3つの軸の物語が並行して進んでいます。この時点でソシャゲのイベントのストーリーとしては複雑にすぎるのですが、結論から言うと闇堕ちしてしまった香織は紬の手によって永遠の離別という形での救いを獲得し、ジュリアはその全力を使い果たして『黒髪』への復讐を成就させ、デストルジャベリンは特に意味もなく打ち返される(は?)というものでした。

ストーリーの大枠としてはスター・ウォーズなどの流れをくむ王道そのものですが、ディテールには疑問点が多く残ります。今回はそのディテール面の補完的な説明をしていきたいと思いました次第です。

なお、この先の考察は『アイドルマスターミリオンライブシアターデイズ』でのエイプリルフールイベント「出撃! アイドルヒーローズ」およびイベント「アイドルヒーローズ ジェネシス」、ミリオンライブ4周年記念アニメPV「アイドルヒーローズライジング」を正史とした考察です。グリマスからのアイドルヒーローズファンの方はその点ご了承ください。

デストルドー側の戦略

デストルドーの最終的な目的

悪の組織デストルドー*2が執拗にヒーローズに対して攻勢を仕掛けるのは何か目的があってと考えるのが妥当だ。配下のデストル怪人自体が集団としての意識と自律に欠けた大変属人的な組織ではあるが、何らかの共通する思想があって緩やかにつながっているのだろう。その最終的な目的とはおそらく、「『暴力による世界の支配』という考え方を正当化する」だろうと考えられる*3。そして目下その目的を成すための邪魔となる敵対勢力アイドルヒーローズを滅するべく戦いを挑んでいる。

ジェネシス開始時点でのデストルドー保有戦力

何にしても作戦を立てるには現有戦力を把握することが重要だ。デストルドー保有していた戦力は以下である。

  • カオリ麾下特務機関ネメシス(カオリ、『黒髪』)
    • 通常兵器群(航空兵力と潜水艦、第三艦隊の一部?)
  • シホ麾下デストルドー本部直属部隊
    • 北米第三艦隊残存兵力(詳細不明)*4
    • デストル怪人複数人(コミュで確認されたのはエレナ、スバル)
    • 軌道兵器デストルジャベリン

目を引くのは第三艦隊の存在だろう。これは第2期アイドルヒーローズリベンジにおいてデストルドー北米支部所属のデストル幹部エミリーが拿捕したものである。その後なぜかリベンジ内での日本支部の作戦では使用されず雲隠れしていたのが、今回の作戦で投入された。ちなみに拿捕した本人のエミリーはなぜか日本支部での戦いに駆り出されすでに戦死している。

コミュ内でも語られている通り、ネメシスと直属部隊は互いに必要以上の情報交換を行うことのない独立した組織として動いていた。つまりこの作戦を俯瞰するには両者の作戦について考える必要がある。

謎1 : デストルドー北米支部(もしくは本部)の所在

仮にデストル怪人が無人で一個艦隊を操作できる存在だったとしても、その改修・補給を行うには大規模な設備がいるしそもそも大艦隊の運用には石油もしくは石油に相当する未知の資源が不可欠だ(それも大量に)。したがって第三艦隊を戦力に引き入れるということは地球上のどこかに第三艦隊の少なくとも三分の一を収容できるような大規模な設備を有している土地を支配下に置く必要がある。第三艦隊は確かに大兵力ではあるが、それ自体がテロ組織が運用するにはあまりにも負担の大きくボトルネックとなっている。

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図1: Wikipediaより、米艦隊の管轄海域。画像内3Fで示される箇所が第三艦隊が管轄する海域である。

図1に第三艦隊の管轄する海域を指した。歴史的に現在も最も規模の大きい艦隊であると推察され(第一艦隊を内包している)、これをまるまる拿捕されたアメリカは相当な窮地へ追いやられそうだ。

第三艦隊が拿捕された、つまり東太平洋における制海権を失ったUNF(United Nations Forces : 国連軍)はどう動くか。まずは戦力の封じ込めである。ベーリング海峡(アラスカ)、パナマ運河、オーストラリア(グアム)、そしてハワイを絶対防衛圏とし、第三艦隊を絶対に東太平洋から外に出させないように動くだろう。それでもホーン岬を周るルートを採って大西洋に行かれたら厄介ではあるのだが、戦略面から考えてそのようなことはまずない。

デストル怪人に対して既知の兵器はほとんど通用しない*5。したがって事実上デストルドーに対して抑止力となるのはキネティックパワーを持つヒーローズだけだ。ただそれは置いといて第三艦隊はヒーローズ以外の勢力にとっては十分脅威である。また海峡を突破されるということは海峡付近の陸上がデストルドー支配下となることと同義であり、これはシーレーンに極めて重大な影響を及ぼすので十分な兵力を割いておかねばならない。

最重要拠点はヒーローズ本部がある日本なので日本が最もデストルドーの攻撃から堅牢に守られる必要がある。上記の絶対防衛圏のうち重要になってくるのはハワイおよびオーストラリアだろう。幸いにしてハワイの米海軍第七艦隊は健在であり、ウラジオストク駐留のロシア太平洋艦隊、海上自衛隊中国人民解放軍海軍艦隊もいるので国際的な協力が取り付けられれば防衛線の構築は比較的容易なものと考えられる*6

また特に第七艦隊について補給が不安視されるが、これはグアム、横須賀、鎮海区などに存在する駐留米軍基地の出番である。日米同盟の本領発揮

これらの議論はそのままデストルドーがどこに補給基地を置くのかという話にも適用できる。そもそもまとまった資源と港湾施設が存在するという条件の時点で、候補地がアラスカ、アメリカ西海岸、チリ程度に絞られてしまう。後のデストルジャベリンのことを考えるとミサイルサイロの存在が予想される西海岸か、ロケット発射場を有するカリフォルニアもしくはアラスカと考えるのが妥当そうだ。今回はカリフォルニアで議論を進める。

謎2 : デストルジャベリンis何

デストルドー本部の作戦において切り札として利用されたデストルジャベリン。コミュ内の説明から情報を整理すると、

  • 衛星軌道から投入される大質量兵器である
  • 地上からの発射シーケンスを伴う←書いてませんが、ほぼ確定情報です

上記の情報から分かるように、デストルジャベリンは弾道ミサイルと見てまず間違いないだろう。

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図2 : コミュより、デストルジャベリンのイメージ

もちろん人工衛星から投下される一時期話題になったロンギヌスの槍のような兵器である可能性もあるが、デストルドー本部の戦略(後述)から鑑みるとその線は薄い。宇宙基地は宇宙にはない。

デストルドー本部の戦略

前書きが非常に長くなったが、ようやく本論に足を進めることができる。ずっと前に書いたように特務機関ネメシスとデストルドー本部の戦略は切り分けて考える必要があるのでまずはシホ麾下デストルドー本部の戦略から考察する。

ダークセーラーシホは力押しによる個の能力の誇示を好むデストル怪人たちとは異なり、組織としてのデストルドーを意識する実務家肌の人物だ。もともと日本支部出身なのかどうかは不明だが、第2期アイドルヒーローズリベンジにおいてはマイティセイラーユリコを罠にはめデストル刀の毒牙にかけた立役者にして頭脳派であり、その戦術眼はデストルドーの中では突出している。

ところでリベンジでの最大の謎が、北米支部所属のデストル幹部エミリーがなぜか日本での戦いに参加している点だろう。ジェネシスにおいて第三艦隊の指揮を執ったエレナがその兵力の割に単調な攻撃しかできていないことから、エミリーもまた後方での任務に適性を示す人材であり特に大量の通常兵器を機動的に操ることについて傑出した才能を示したと考えられる。彼女を最前線に単騎出撃させたのは日本支部総帥コトハ最大の失敗であることには疑いの余地はない。

しかし、エミリーは戦死し偽装もしくは光学迷彩された第三艦隊のみが残った。リベンジでの作戦の中核をなしていてかつ生き残ったシホに対してまず批判の目が向けられたことだろう。己の能力のみを過信するデストル怪人たちにとって、制御に手間がかかる大艦隊はお荷物以外の何物でもない。ただでさえ目立つので偽装しなければならずまたメンテナンスのコストも馬鹿にならない。シホは作戦の前提として第三艦隊の利用法を示す必要があった。

そのための切り札となったのがデストルジャベリンである。デストルジャベリンはおそらく第三艦隊が保有していたミサイル兵器、もしくは潜水艦のSLBMの改造だろう*7。これを大量破壊兵器として活用することにより、シホは力による支配を実現しようとした。本作戦を仮に「ジャベリン作戦」とでも名付けておこう。ジャベリン作戦は以下のようなものであったと推測される。

ジャベリン作戦の概要

  1. 特務機関ネメシス(もしくはデストル怪人部隊)が極東の宇宙基地を襲撃、制圧する

  2. 第三艦隊とデストル怪人を出撃させ、日本沿岸に向かわせる。迎撃があればこれを撃破する。目標はヒーローズ本部

  3. 第三艦隊に敵の戦力を集中させている間に制圧した宇宙基地からIRBM相当の射程距離を持つ弾道ミサイル、デストルジャベリンを発射する。目標はヒーローズ本部

  4. デストルジャベリンが無事着弾した場合、作戦の目標はまず達成されたと見てよいので全兵力を撤退する。そして「ヒーローズでも防ぎきれなかった超兵器を我々は配備している」などとプロパガンダを打ち、有利な状況下で主要各国との和平交渉*8を行う

  5. デストルジャベリンが何らかの方法で迎撃され失敗した場合、作戦の目標達成は絶望的になるため第三艦隊の損耗を防ぐために全兵力を撤退する

コミュでも言及のある極東の宇宙基地とは、種子島宇宙センターのことだろう。北朝鮮でさえ参っているのに、あんな近くに敵のミサイル基地が建造されてはたまったものではない。

2019/04/16 更新

海南島のほうがふさわしいのではないかという意見がありましたので訂正いたします。極東は日本に限らないのね……。海南島にはミサイル発射設備があり、(規格が異なると考えられるため容易ではありませんが)デストルジャベリンの発射は可能です。

ポイントは作戦が成否によらず第三艦隊を撤収させる、すなわちおじゃま虫である第三艦隊を捨て石にしていない点である。国家承認後の安全保障にまで気を配る実務家としての長期的視点がうかがい知れる一面だ。

ただこの作戦、マイティセイラー百合子&海美というオーバードによってすんでのところでデストルジャベリンを打ち返され失敗した。打ち返されたデストルジャベリンについて描写がないことから、デストルジャベリンは打ち返された勢いで第一宇宙速度に到達し現在衛星軌道上を周回していると考えられる。スーパーマンもびっくりの脳筋 危険極まりないが、日本の平和は守られた。

シホ最大の誤算はデストル怪人やヒーローズが通常兵器の兵法が想定していないほどの力を持った人物だったということに尽きる。

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図3 : 海南島防衛戦でのカオリ。沖縄駐留米空軍や中国人民解放軍海軍による攻撃を物ともしない

さすがにシホもそのことは分かっていると思われるが、さすがに大質量兵器を防ぎ切ることはないだろうと踏んでジャベリン作戦に打って出た。しかし運悪く迎撃にあたったのはヒーローズの中でも規格外の力を持つ百合子と海美だったので、防がれてしまった。もしもシホが現代戦に詳しければ潜水艦部隊の一部や本部にある弾道ミサイルをダミーとして大量に発射し飽和攻撃することで作戦を難なく成功させていたはずなので、さすがに詰めが甘い。組織人であるシホもまた、デストルドー文化の影響にさらされ組織としての戦闘の経験は乏しいのだ……と好意的な解釈をしておく。

ところで続く特務機関ネメシスの作戦も失敗に終わるのだが、もしネメシスとシホの間にもう少し密な連携が取れていてシホがネメシスが本部の襲撃を成功させたことを知っていたのならシホは艦隊を撤退させずに突撃させることで作戦を当初の計画とは異なる形で成功させていたはずである。これはネメシスのメンバーがシホに対していい思いをしていなかったのか、戦闘で忙しくて連絡を取る猶予もなかったか、それとも共同作戦にそもそも興味がなかったか。いずれにしてもシホの全兵力の撤収は北沢艦隊謎の反転として後世まで語り継がれることになりそうだ。

特務機関ネメシスの戦略

特務機関ネメシスの目標はコミュでカオリ自らが語るとおり「ヒーローズ本部を壊滅させ、カオリという器の中にしぶとく残り続ける香織の残滓を消し去る」*9ことである。コミュの描写から考えて特務機関ネメシスそのものはデストルドーの下部組織であるが、カオリが覚醒を果たせばカオリはその右腕『黒髪』とともに本部の幹部最高職に栄転するだろう。その点から鑑みると特務機関ネメシス自体は総帥候補を育成するためのフロント機関のような役割を担っていると考えられる(その業務の中にアノマリー「デストル刀」の所有・管理も含まれるだろう)。

しかし、それだけではないように思われる。前項でシホが失敗した原因は個の力に頼っても許されるほどヒーローズの個の力は大きいということを正しく認識していなかったためと説明した。だがもちろんそれだけではない。リーダーであり参謀でもあるサ・ファースト、ザ・ネクストの的確な人員配置と指示がなければ、その個の力を十全に引き出すことはできない。

ジャベリン作戦において、ヒーローズ首脳陣はマイティセイラー翼とジャイアントレディ(このみ)、ジャイアントガール(ひなた)を第三艦隊からの防衛に配備し、ジェネシス紬、ジュリア、茜のジェネシス3人組をヒーローズ本部が存在する首都防衛、そしてデストルジャベリンの迎撃をマイティセイラー百合子&海美という布陣で臨んだ。これはジャベリン作戦での戦闘開始直後においては適材適所というほかない完璧な人選だ。最大の懸案事項であるデストルジャベリンの迎撃を現有戦力の中で瞬間最大火力を持つマイティセイラー2人に一任し、艦隊砲撃という面制圧攻撃から首都を防衛するために一点突破型の多いヒーローズの中では珍しく広範囲にバリアを張ることのできる翼と同じく面制圧力の高いジャイアント2名を充て、比較的安全な首都上空防衛は新米のジェネシスに任せる。これらのどれかが入れ替われば甚大な被害は免れなかったしデストルジャベリンの迎撃に失敗した可能性も高い。

特務機関ネメシスのもうひとつの狙いはそこにあったのではないか。大規模な陽動を展開して本部をがら空きにし、その隙にブレインであるザ・ファースト、ザ・ネクストを確実に葬る。これは表向きの目的と大差ないが、彼女らのリーダーとしての優秀さを確認するとまた違った光景が見えてくる。

指揮系統を失ったヒーローズを各個撃破するのは個の力に秀でるデストル怪人たちなら難しくはないだろう。また暴力、戦いそのものを希求する彼らにとって組織だっていない無秩序な抵抗は非常に気持ちの良い戦いになる。

このように考えるとむしろこっちが本来の作戦だったのでは? とさえ思えてくるが、実際のところは定かではない。

ただ、結局のところ救援にかけつけたジェネシス3人組とカオリ、『黒髪』両者の相性が悪すぎたため作戦は失敗に終わった。『黒髪』は生存の可能性がそれなりにあるがカオリは戦死した可能性が高い。しかしヒーローズ本部の襲撃を成功させ、多くのヒーローを戦闘不能にした2人の功績は決して小さくない。

謎3 : なぜネメシスは本部部隊を当て馬にしたのか?

ここまで考察が終わるとずいぶん見通しもよくなってきた。なぜ特務機関ネメシスは下部組織にも関わらず本部直属部隊を陽動にしたのか?

ひとつの解釈として、ダークセーラーシホを失脚させるためという、非常に長いスパンで仕組まれた政治的な思惑を挙げておきたい。なお根拠に非常に乏しい考察なので、以下は本当に参考程度の与太話として読んでもらいたい。

そもそもシホとカオリや『黒髪』との温度差から察するに、デストルドー内部でも力押しによる戦闘をより好む武闘派と搦手を得意とする理論派の派閥がいたと考えられる。当然シホは理論派筆頭だし、カオリや『黒髪』は武闘派に属しているだろう。この2つの派閥はデストルドーの目標こそ共通しているもののその方法論は異なり、ことあるごとに衝突していたと考えられる。

例えば、デストル幹部ヒビキが首謀となって行われた第1期の作戦では武闘派が中心となって(というか偶然デストル刀に汚染されてしまったサヨコを武闘派が取り込む形で)展開された。一度武闘派立案の作戦を行って失敗したことから日本支部総帥コトハは次に理論派の参謀であったシホを重用してリベンジで展開された一連の作戦の指揮を執らせた。ここで再び失敗したため、デストルドー内部では武闘派の機運がまた高まってきていると考えられる。しかしリベンジで展開された作戦は、シホの預かり知らぬところで武闘派の影響を受けた結果失敗したものとシホは解釈しているので*10、シホ自身は責任を追われはしたものの理論派の考え方自体が破綻したとは思っていない。

そこに武闘派の英傑『黒髪』とかつてないほどのデストル因子を持つ被検体香織*11が転がり込んだことで状況は一気に武闘派に傾いた。デストルドー本部にとって敗北者でありながら依然として組織の参謀に何食わぬ顔で居座り続けるシホはもはや必要ない人材であった。そこで彼女を排除するためにシホが提案した作戦を受理し、その情報を特務機関ネメシスに横流しして特務機関ネメシスにヒーローズ本部を襲撃する命令を発した。これでカオリの完成、シホの失脚が両立でき武闘派によるデストルドー政治が実現するだろう。

あとがき

疲れたからこれで終わり。本当はアノマリー「デストル刀」について書きたいんだけど分量が多すぎるのでとりあえず一番書きたかったマクロなところだけ書いて筆を置きます。拙文をお読みくださりありがとうございました。

*1:グリマス・ミリシタで本イベント実装されたもののみで計算

*2:特務機関ネメシスを含む

*3:コミュ内カオリの発言より

*4:第三艦隊といっても、せいぜい一個打撃群程度のごく一部しか接収していないものと思われる

*5:コミュの描写から推測

*6:中国だけ難しそう。シーレーン崩壊時に幾分状況がマシなため

*7:ただしミサイルサイロを制圧しているとすればIRBM以上を接収している可能性はある

*8:正確にはデストルドー国家の承認交渉だが

*9:ややこしいが、これ以外にうまい表現法がない

*10:リベンジ後半での無秩序な戦力の逐次投入を論拠としておそらく正しい

*11:この時点ではカオリではないことに注意奈緒「ややこしいわ!」